【その7】組織内での活動

  よくビジネス書とかで、「とりあえず「はい、できます」って言ってから考えろ」みたいな話が書かれていますが、まさかお固い職業No.1の公務員である自分がそのようなことを言うハメになるとは夢にも思いませんでした。   でも言ってしまったものは仕方が無いので、本を買ってイチから勉強し、僕のことを誘ってくれた某大手飲料会社の担当者の方に問い合わせ、手探りで開催したところ、若手を中心に20人以上の参加者が来てくれました。   当時、僕は   「みんな仕事にやりがいを感じているんだろうか?」   という疑問を持っていたので、テーマも仕事のやりがいについて話すものにしました。   これまでの仕事の感動体験からはじまって、年始だったので2011年をどういう年にしていくかみたいな問を設定した記憶があります。   結果はみんなとても活発に喋ってくれて大成功 (^o^)
・みんな同じようなこと考えていたんだ。   ・みんな同じような悩みをもって仕事しているんだな。   ・こういう風に夢とか望みを語っても良いんだ。

というような参加者の感想が特に心に響きました。

その後もいろいろな場で対話の場を開くのですが、いろいろな場での対話に参加して感じる事は、本当はみんな仕事が好きでノビノビと働きたいということ。
話はそれますが、よくTV等や雑誌で公務員批判がなされていますね。 非効率で変わらない象徴みたいな存在って。
「官僚的」なんて言葉もあって、官僚をやってた身としてはナカナカ辛いわけです (^^;)   たしかに至らない面は多々あります。   でも、一人一人の職員はとても真面目で、使命感を持って自分の力をいかんなく発揮したいと願っている人たちです。   ぜひ、メディアに造られたステレオタイプな姿だけでなく、そういう姿も見てあげていただきたいと願っています。   話を戻します。   全ての場で、思いを語ってもらう事で参加者がとても元気になる姿を見てきました。   そういう姿を見て、 この組織はもっとコミュニケーション環境が良くなる事が必要だ、 もっと安全に思いを語る事が出来る場が必要だ、   と思った僕は周りの人の協力も得ながら、   ・オフサイトでワールドカフェによる対話の場の設定とか、   ・コーチングコミュニケーションの研修会とか、   ・人事希望提出の際に併せて提案書を出してみたりとか、   ・メールマガジンを創刊してみたりとか…   いろいろやりました。   課長からの依頼で、役所の基本計画を創る際に、より多くの職員に当事者意識をもって検討に参加してもらうために対話の場を設定した事もありました。   メルマガを読んだ出先機関の所長に呼ばれてコーチング研修をさせてもらった事もありました。   大きな組織なので、すぐに何か効果が上がるわけではないのですが、少なくともこれによって「コーチング」とか「対話」とか「ワールドカフェ」という言葉の認知度は上がったと思います。そして需要がある事も確信しました。   企業内コーチコミュニティの仲間達の活動を見ていても思うのですが、草の根で何かを広げていきたいと思うときにはこういう活動は地道な活動が必要です。   仲間を募りながらくじけずに地道に回数を重ねていく…   本当に必要な事ですが、当時の僕には自分が果たすべき役割との間に解決すべき問題がありました。   予め分かっていた事ですが、活動を続ける中でいよいよ向き合う時がやって来ました…
  何かを始める時、仕事だと最終的な落としどころまでデザインして始めるのが基本だと思います。   でも、こうやって自分で何かをチャレンジする際には、「とりあえずはじめてみる」というやりかたも本当に有効だと思います。   はじめることで、壁にぶつかり、そこで様々な決断をしていく。   僕の信頼する友人が言っていました。   「何かにチャレンジする時、成功は約束されないが成長は約束されている」   上手くいかなくても、チャレンジする事で成長し、何か違う世界が見えてくるならばそれは失敗ではないと思います。   上手くいかない事を恐れ、何もしないのが一番の失敗ではないでしょうか?   皆さんは成長のためにどんなチャレンジをしていますか?   (その8へ続く)
RETURN TOP

管理人:山田 亨 (Toru Yamada)

Sample


米国CTI認定コーアクティブコーチ(CPCC)
The Leadership Circle プラクティショナー
NPO法人企業内コーチコミュニティ代表
TLCジャパンアソシエイツ
「まなゆい」ファシリテーター など

クライアントのロジックをたどりながら、そこに潜む発展を妨げる感情や思考のフレームを炙り出し、伸びやかな自己実現/リーダーシップの発揮を支援しています。

大阪府出身。元官僚。元アメフト部主将など

はじめての方は、まずはこちらをご参照ください。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
スポンサードリンク