レスキュー隊に学ぶリーダーシップ

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  こんばんは。山田です。 このブログを継続してお読みいただいている方は薄々お感じになっていると思いますが、何を隠そう、山田はリーダーシップおたくです。 つい最近、友人のコーチにこんな雑誌を紹介されました。     消防・防災・レスキューの専門マガジンです。 いわゆる消防の業界誌ですね。   最近では御嶽山の噴火でも自衛隊とともに連日活躍が報じられていますが、彼らの戦う現場は極限状態の現場です。   その現場で働く人、指令を出す人がリーダーシップについてどういう感覚を持っているのかということについて非常に興味がありました。   東京消防庁の元防災部長など、実務に携わっている方が寄稿されているのですが ・普段からの関係性・信頼関係 ・隊長の技量 ・部下の能力・技量を的確に把握する事 ・本質的には部下の福祉に配慮している事 ・部下を無事に家に戻すために、自分を磨き続ける事 ・厳しい状況で部下の士気を上げるのは隊長の強いリーダーシップ といった事が語られていました。 これらの話も一つ一つはとても深いのですが、これとは別に、私が特に注目したお話がありました。  

それは「客観性」を持つ事。

  以下、該当箇所を引用します。   一般的に経験の豊かさはアドバンテージとして捉えられる傾向にあるが、災害現場を多数経験したからといって冷静に客観性がある観察が出来るとは限らない。 過去には新潟中越地震で東京消防庁のハイパーレスキューが土砂崩れの現場から2歳の男の子を救い出し、消防がヒーローとして脚光を浴びた事があったが、こうした強烈な成功体験は隊に大きな自身を与えると同時に冷静さ・客観性を失わせることにもつながる。 これは一つの例だが、成功した活動に限らず、人の判断は過去の経験に左右されがちである。 偏見や先入観、成功した災害事例(成功体験)、希望、恐怖などが作用して特有の知覚が生み出されることがあるのだ。 このためあらゆる災害事例や指揮の状況は、活動後じっくり検証し、リーダーとしての客観性を磨かねばならない。 (引用終わり)   非常に短時間でシビアな判断が迫られるレスキューの現場とは趣は違うかもしれませんが、このお話はビジネスの文脈にもぴったりと当てはまると思います。   人間の認識というのは、それまでの経験や希望、恐怖によって必ず歪んでおり、ビジネスの当事者は完全な客観性を持って物事を判断する事は出来ません。   エグゼクティブを対象としたコーチングはこういう場面で絶大な力を発揮します。 私はクライアントの発言の内容、文脈、ニュアンス、表情など様々な情報からクライアントが無意識に囚われている認識の歪みや思考パターンを炙あぶりだし、テーブルの上に載せていきます。 これによりクライアントはより客観的に状況を俯瞰する事ができるようになります。   欧米のエグゼクテイブはこうした働きの重要性を理解しており、自らの客観性を担保するためにコーチを雇います。コーチを雇っている事が信用に繋がります。   私はクライアントから解雇されるリスクを恐れる事なく、利害の錯綜する霞ヶ関の利害調整の中で培われた俯瞰能力をもって、まるで王様の傍らに立つ道化師のように、王様の認識の歪みを指摘していきます。   あなた自身、そしてあなたの組織を守るために、是非客観の専門家であるコーチを雇ってください。 心の参謀としてあなたの事をお守りいたします。   … 徹底した客観の先にはこれまた深い話があるのですが、それはまた別の話で。   ご質問をいただく事でまた新たな視点で記事を書いていく事が出来ます。 ご質問や感想、お待ちしています^^/  
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管理人:山田 亨 (Toru Yamada)

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米国CTI認定コーアクティブコーチ(CPCC)
The Leadership Circle プラクティショナー
NPO法人企業内コーチコミュニティ代表
TLCジャパンアソシエイツ
「まなゆい」ファシリテーター など

クライアントのロジックをたどりながら、そこに潜む発展を妨げる感情や思考のフレームを炙り出し、伸びやかな自己実現/リーダーシップの発揮を支援しています。

大阪府出身。元官僚。元アメフト部主将など

はじめての方は、まずはこちらをご参照ください。
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