【保存版】スタッフにイキイキ働いてもらうための十か条(後編)

この記事は3分で読めます

 

こんばんは。山田亨です。

さて、先日の投稿の続き、今日は具体編です。

 

 

その6.「I」「You」「We」メッセージを使い分ける(その1)

    厳し目のフィードバックは「I メッセージで伝える」

 

メッセージの伝え方には3種類あります。

 

「Iメッセージ」とは「私は○○だと思う」というメッセージ

「You メッセージ」とは「あなたは○○だ」というメッセージ

「We メッセージ」とは「私たちは○○だ」というメッセージのことです。

 

特にスタッフに対して厳しい事を言う時には

「You」メッセージは御法度です。

 

・あなたは本当にやる気が無いよね。

・あなたは努力していない。

・あなたには向上心が無い。

・あなたは店の価値観を理解していない。

 

上司の主観を押し付けているように感じられ、

特に本人がそう思っていない場合は「主観」同士の争いになってしまいます。

 

私がコーチングセッションをする際も、クライアントさんに厳しい事を言う時には

必ず「I メッセージ」で伝えます。

 

・私には他責にしているようにしか聞こえません。

・今の発言は(私には)問題に向き合っていないように感じます。

・それって自分の権威を見せつけたいだけのように感じるのですが。

・役割のお話しかされていないように感じます。

 

などなど。

 

この場合「伝える側(上司や私の場合はコーチ)がこう思っている」

という事は伝える側の感じ方の問題であり事実です。

 

「I メッセージ」で伝える事で、

厳しい意見もスタッフが受け取りやすい形で伝える事が出来ます。

 

なお、この場合も前提として向かうべき方向、大事にする価値観が

上司と部下でしっかり握れている事が前提となります。

(でないと「ふーんあなたはそう思ってるんですね」で流されてしまいます。)

 

 

その7.「I」「You」「We」メッセージを使い分ける(その2)

    「You メッセージ」「Weメッセージ」を有効に使う

 

コーチである私が「You メッセージ」を使う時は、

ポジティブな意見を伝える時です。

 

・あなたは素晴らしい。

・あなたは本当に努力している。

・あなたはくじけずに辛抱強く頑張っている。

・あなたは少しずつでも進歩している。

・あなたはまだまだこんなもんじゃない。

 

クライアントさんは、皆さん照れ屋で

遠慮してなかなか受け取ってもらえませんが、

 

ポジティブなシャワーは「You メッセージ」で

無理矢理受け取ってもらいます。

 

「あなたは○○だ」という決めつけは、

ポジティブな場合にのみ使いましょう。

 

また、「We メッセージ」は上司と部下、コーチとクライアントを

一緒のサイドに座らせる効果を発揮します。

 

・それって僕たちの目指す方向に取って正しいのかな?

・私たちのやるべき事って何だろう。

・僕たちはここから色々な事を学べるはずだ。

・僕たちは本当に素晴らしい事をやってると思うよ。

 

などなど。

 

会話の中にWeの視点も巧みに入れこんで、

いつの間にか心理的な立ち位置を変えてしまいましょう。

 

 

その8.事実と解釈を分ける

 

会社の会話でよく混乱するのが事実と解釈がゴッチャになっている場合。

 

コーチングセッションにおいても、

基本、クライアントさんの頭の中は整理されていません。

 

ですので、クライアントさんから発せられる言葉の中には、

事実と解釈がごちゃごちゃになって入っており、

それを分離するのもコーチの仕事です。

 

今のお話「事実」どこからどこまでで、

あなたの「解釈」はどこからどこまでですか?

 

とか質問します。

 

一方、部下に何か伝えたいとき、その6.の「I メッセージ」の前段に

「事実」をつけるとより説得力が増します。

 

・あなたは課題をやってこなかった。

 その姿勢は本気で取り組もうとされているようには私には思えない。

・あなたは仕事中声を上げて笑っている。

 その仕草はとても集中しているようには思えない。

・3ヶ月連続で客単価が減少している。

 オプションメニューのセールスが徹底されていないのではないかと

 私は考えている。

 

などなど、、

 

余談ですが、近年鬱病の患者数が増えていると聞きます。

これも原因はさまざまな解釈がなされていますが、事実は一つだけです。

それは「医師が鬱病の診断を下す回数が増えた事」です。

 

それは事実ですか?

それともあなたの解釈ですか?

そういう視点を持って、スタッフの話を聞きましょう。

 

その9.出来たこと、成長した点を褒める。

 

コーチングにおいては、

特に変化を逃さずフィードバックするようにしています。

 

「以前はこれが出来なかったけど、出来るようになったね」

 

人は理想像を見て、現在の至らない自分を見て落胆しますが、

頑張っていれば、以前よりは成長します。

 

ダメ出しばかりでは気が萎えていきます。

変化に焦点を当ててスタッフのモチベーションを上げていきましょう。

 

 

その10.スペックと人格を分ける

 

人間は人間である限り基本的人権は尊重されておりますし、

素晴らしい能力を持っています。

 

でも、時に指導する方もされる方も、

役割を果たすための「スペック」と

人間としての「人格」を混同してしまう場合が良くあります。

 

あくまで、否定するのは役割におけるスペックだけ。

 

でもスペックを否定しつづけると、

いつしか人格を否定されているような気になって来るので、

気にしたり、多めにコミュニケーションを取るなど別途ケアしましょう。

 

めんどくさいけど、上長の仕事です(存在承認)。

 

 

以上、スタッフにイキイキと働いてもらうための10か条でした。

 

…と、いいつつ内容が偏っているような気がいたしますが、

また、他の視点でも投稿させていただきます。

 

 

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管理人:山田 亨 (Toru Yamada)

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米国CTI認定コーアクティブコーチ(CPCC)
The Leadership Circle プラクティショナー
NPO法人企業内コーチコミュニティ代表
TLCジャパンアソシエイツ
「まなゆい」ファシリテーター など

クライアントのロジックをたどりながら、そこに潜む発展を妨げる感情や思考のフレームを炙り出し、伸びやかな自己実現/リーダーシップの発揮を支援しています。

大阪府出身。元官僚。元アメフト部主将など

はじめての方は、まずはこちらをご参照ください。
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