上司と部下が話が合わない理由(その1)

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こんばんは。山田亨です。

 

さて、役所時代よく言い聞かされていたのが、

「一つ上、二つ上の役職の視点で仕事をすること」

ということ。

 

課長や部長や局長、

はたまた大臣や政治家の立場ならならどう考えるか?

ということを常に考えさせられてきました。

 

「上役の気持ちになって仕事をしろ」

ということは精神論的に良くいわれることですが、

 

様々な企業にお伺いしたり、いろんな方のお話を聞く中で

これには実に深い意味があるということを

最近になって腹落ちするようになりました。

 

二つの意味がありますので、

二回に分けてお届けいたします。今日は一回目です。

 

 

現場でワークショップなどをさせていただいて感じるのは、

スタッフレベルの方は具体的な話は良く理解されますが、

抽象的な話になると途端に耳を塞いでしまうということ。

 

物理的に耳を塞ぐわけではないですが、

明らかに右から左に流れているのが分かります。

 

一方で、役が上がっていくほど「概念」や「考え方」といった、

目の前に指し示す対象の無い抽象的な話を理解されます。

 

そして、この傾向は通常の仕事でも同じで、

スタッフレベルの人はひたすら自分の目の前に起こる

トラブルのことのみをひたすら考えており、

 

その上司は、もっと広い視野を持って仕事の指示をしています。

 

 

で、目の前の課題や問題について

部下は「具体的に」しか見えておらず、上司は「抽象的に」見えている

ということですが、このこと自体は問題ではありません。

 

本当の問題は「相手も自分と同じように問題を見ている」と思って

コミュニケーションすることです。

 

もう一度言います。

 

上司と部下がコミュニケーションできない本当の問題は

見えている抽象度が全く違うにも関わらず、

「相手も自分と同じように問題を見ている」と思って

コミュニケーションすることです。

 

これにより、上司は部下の分からなさ加減にイライラし、

部下は上司の言っていることが非常に理不尽に聞こえます。

 

不幸の原因はお互いの見えている視野に関する無理解にありました。

 

と、いうことで、もしあなたが上司であるならば

「部下は具体的にしか物事が見れないこと」を前提として、

物事同士の関係性や背景情報、意図をしっかり説明してあげましょう。

 

決して部下のことを「バカだ」と思ってはいけません。

あなたも昔はそうだったはずです。

 

もしあなたが部下であれば、あなたが見えている世界は限りなく狭いです。

上司がどんな世界を見ているかについて思いを馳せて仕事をしましょう。

 

上司に一つ一つの仕事の意図をしっかりと確認するのも大事ですね。

そうすることで、仕事はおもしろくなってくると思いますよ。

 

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管理人:山田 亨 (Toru Yamada)

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米国CTI認定コーアクティブコーチ(CPCC)
The Leadership Circle プラクティショナー
NPO法人企業内コーチコミュニティ代表
TLCジャパンアソシエイツ
「まなゆい」ファシリテーター など

クライアントのロジックをたどりながら、そこに潜む発展を妨げる感情や思考のフレームを炙り出し、伸びやかな自己実現/リーダーシップの発揮を支援しています。

大阪府出身。元官僚。元アメフト部主将など

はじめての方は、まずはこちらをご参照ください。
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